平成15年から埼玉県嵐山町で農地を借りて自然農の実験栽培を行いました。前面は嵐山渓谷で有名な槻川と都幾川の合流地点、後ろは蝶の森でとても環境に恵まれた場所です。槻川の夏はキャンプで賑わっていました。
 水田は順調に育ったかに見えたのですが、天候不順で稲はいもち病にかかり散々な目に会いました。わずかの収穫(60kg)でしたが生命エネルギーに溢れる米が穫れました。6〜7年も放置されていた田圃だったので暑い中スコップでの土方仕事(周囲の溝堀とあぜ作り)が大変でした。でもさわやかな汗を流し、三ヶ月で6kgも減量できたのですから思わぬプレゼントをいただきました。
槻川清流 ちょっと先が嵐山渓谷
 畑の方は、大根が間引きをしっかりやったのでうまくいき、胡瓜、いんげん、おくらは鈴なりでした。サニーレタス、小松菜、ほうれん草、ブロッコリーなど約20種作りました。夏の枝豆は虫に食われ全滅でした。
11月2日、稲刈り後の天日干し  背景は「蝶の森」
  大豆の収穫 
人参は根切り虫にやられまだ細いうちに抜いて食べてしまいました。じゃがいもは植えた場所が水けが多いため水っぽいじゃがいもになりました。 7月始め大豆を1反歩蒔きました。極端に水を嫌う作物だとは聞いていたのですが、これほどとは・・・ 田圃と隣接していて田圃より低いためどうしても水がしみこんできます。雨が降ってジャブジャブになる所はだめでした。11月になっても枝が青々して葉っぱが落ちないし豆がポツンポツンとしかなっていないのです。10月大豆になる前に枝豆として食べましたが抜群の美味でした。キャベツは入念に虫取りをしたらズッシリ重くて最高に美味しい仕上がり!玉ねぎとニンニクは来年の楽しみ。
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大豆畑 (7月下旬)